初めていく時は歯科衛生士がいるかどうかを探すのがコツ
歯科医院に予約時間前に行ったのに、予約時間通りに見てもらえなかったという経験をしたことがある人は多いでしょう。
これは、歯科治療は最低でも一人あたり20~30分はかかるという、手間のかかる診療だからです。
そのため、歯科医師一人がすべてを行っているような場合、予約制であってもかなり待つことになる可能性が大です。
そこで、初めて行く歯科医院を探すなら、ホームページなどをあらかじめ見て、歯科衛生士がいる歯科医院を選ぶのがコツです。
歯科衛生士は国家資格であり、削った歯の型どりをしたり、歯についた歯石をとったりという歯科医療業務が出来る人です。
もし、スタッフ全員が歯科衛生士というところであれば、歯科医師にしかできない治療を行ったあとは歯科衛生士が替わっておこないますので、歯科医師は次の患者にかかれます。
最初から最後まで歯科医師が行うよりも、はるかに効率よく患者の治療を終えることが出来るのです。
歯科衛生士がいるかどうかわからないときは
歯科医院には、歯科衛生士ではなく歯科助手とよばれる補助業務を行うスタッフもいます。
歯科助手は原則として患者さんの口の中に手を入れる処置は行えませんが、実際には歯科助手がやっていることがほとんどです。
そのため、経験のない人に当たると、何度も歯型の取り直しといったこともあり、歯科医院が苦手になってしまう可能性もあります。
そのためにも、事前に歯科衛生士がいるところを選んでいくのがベストなのですが、どうしてもわからないときは電話で予約をする際に、歯科衛生士がいるかどうかを尋ねるといいでしょう。
また、何人いるのかや、いつ行ってもいるのかなども聞いておくと、パートのためにいない時間もあるとか、いても一人だけという場合に、より効率の良い歯科医院を選ぶにあたって大いに参考になります。
歯科衛生士に替わられることのメリット
歯科衛生士が行う業務に歯磨き指導というものがあります。
これは、意外と知らない正しい歯磨きの仕方を教えてくれるもので、その際に使った歯ブラシをサービスでくれることもあります。
もちろん、歯科医院によっては歯ブラシ代が加算されることもあり、どこでももらえるというわけではありませんが、正しい歯磨きの仕方を教わることは虫歯や歯周病予防につながることから、メリットは大きいと言えます。
歯科医師よりも尋ねやすいところも、歯科衛生士がいる歯科医院を選ぶメリットです。