無駄な医療費がかからなくて済む
歯科医院は全国各地にたくさん点在しています。
そんな中、どこの歯科医院へ行けば良いか迷うこともあるでしょう。
できることなら家の近くの病院を、かかりつけ医としてずっと利用することが望ましいと言えます。
歯が痛くなって歯科医院へ行くと、まずはレントゲン撮影をすることが多いです。
歯の状態を詳しく知って的確な治療を行うために、レントゲン撮影は必要不可欠です。
けれども撮影費用が高くかかることも否めません。
もし初めて行った病院が気に入らなくて違った病院を受診するとなると、次の病院でも再度レントゲン撮影を行うことになります。
そうすると、何回もレントゲン撮影をすることで無駄に医療費がかかってしまいます。
医師の紹介でほかの大きな病院へ行くようなケース以外では、レントゲン写真を使い回すことはできません。
仕方ないとは言え、もしも信頼のおけるかかりつけ医があればそんな無駄金を使うこともないでしょう。
どこか1軒、お気に入りの病院を持つことは、医療費の節約にもつながると言えるのです。
家族みんなで利用できる
歯や歯茎の病気はとても身近であり、歯科医院は子供からお年寄りまで利用する機会が多い病院です。
二世帯で住んでいる家族の場合でも、子供は虫歯になりママは親知らずが痛く、さらにおじいちゃんは入れ歯を作りたいという状況に陥ることがあります。
そんなとき、良心的で痛みも少ない良い歯科医院があれば、家族みんなで安心して診てもらうことができます。
かかりつけ医は家族の健康をサポートしてくれる大きな存在になることでしょう。
家族がそれぞれ違う病院を探す手間も省けます。
医者との信頼関係ができて安心
大人になっても、子供のときからずっと同じ歯科医院へ通っている人も見られます。
そうすると、先生はその患者を子供のときから診ているわけで、口の中のこと、歯の状態、体質などもすべて把握しています。
薬アレルギーなども知ってくれていますし、子供時分からのカルテもあり、安心して任せることができるのです。
さらに長い付き合いの先生ならいろいろと相談しやすいというメリットもあります。
信頼関係を築けている先生であれば、聞きにくいことでも緊張せずに質問できるのではないでしょうか。
新しい病院に行くのは誰しも多少身を構えてしまいますが、顔見知りのかかりつけ医であれば世間話なども交えながらにこやかな診察になることでしょう。