コンビニよりも多いというのは本当か
近年街中を歩けば、数ブロックごとにコンビニエンスストアを見つけることができます。
そんな簡単に見つけられるコンビニよりも数が多いと言われているのが歯科医院で、あまりの数の多さからワーキングプアと言われることもあるほどです。
なぜこれほどまでに歯科医院が増えているのかというと、一時期非常に歯科医師の数が減少した時代がありました。
このことに不安を感じた当時の政権が、歯科医師の卵を大量に育てることに注力したのです。
その卵たちが一人前の歯科医師となり一斉に独立開院した結果、現在のようなコンビニよりも厳しい競争社会を生み出すことになったのです。
ホームページがあるのは当たり前
昔は腕のいい歯医者さんがいると聞けば、はるばるやってくる人も少なくありませんでした。
また近くにいい先生がいないから紹介してほしいという話もよく聞かれたもので、歯科医師の中には気難しかったり、平気で患者を怒ったりする医師がいた時代もあったからです。
しかし今では歯科医院もサービス業の一つとなり、歯科医師も患者に対して親切丁寧な態度が求められています。
ホームページを持つことはもはや当たり前となり、作っていない歯科医院はスルーされてしまう世の中になりつつあります。
歯科医院は時代が変わっても、できることなら行きたくないところであることに変わりはなく、どうしても行かなければならないのなら情報を求めても無理はありません。
治療そのものが怖いのに歯科医師まで怖い歯科医院は、行きたくないというのが誰しもの本音でしょう。
そのためにはまずホームページを検索して、歯科医院の様子や歯科医師の顔をみることが受診の決め手となることもよくあります。
歯科医師の挨拶に共感できれば、おのずと予約を入れる気になるでしょう。
受診してみないと分からないこともある
ホームページでいい印象を持ったとしても、やはり実際に受診してみないと歯科医師の人柄を知ることはできません。
歯科医院に求めるものも人によって異なり、どれだけ待ち時間が長くても歯科医師の人柄を優先するという人もいれば、あまり愛想が良くない歯科医師でも待ち時間が短い方がいいという人もいます。
話を途中で遮ったり十分な説明をしないまま治療に入るような場合は、ホームページで受けた印象とは異なっていると考えていいかもしれません。
歯科治療は長くかかることもありますので、通院し続けられるかどうかを検討することも大切です。