歯科医院で治療を断られるとはどういうことなのか

歯科医療に普及が進むデジタル化

昨今、規模の大きな病院や設備の新しい開業医では、デジタル機器を使って病状の説明を受けることが多くなっています。
デジタル化によって検査結果が素早く分かるというメリットがあり、患者にとっては待ち時間が短くなります。
どうなっているのだろうと気をもむ時間が減ったという意味では、大変喜ばしいことです。
歯科医療では今、急速にデジタル化が進んでおり、各診療チェアにデジタル画像が見られるモニターを設置しています。

これによって、主にレントゲン撮影した写真を映し出しながら説明を行う歯科医院が多くなりました。
モニターを見ながらの説明から驚きの展開もありうる
モニターには、口の中及び、歯の状況を把握できる、精巧な写真が映し出されるようになりました。
その結果、写真の画像を見た判断から、うちでは診療できないと言われるケースも増えてきています。
これは、医師が治療をしたくないという意味ではなく、より高度な歯科医療技術を持った、専門の医療施設での治療が必要であることがわかったということを意味しているのです。
歯科医師資格を持っているとはいえ、開業医の元でできる治療には限度があります。
これは内科やその他の診療科でも共通することで、より高度な検査や治療が必要な場合だと判断したら、歯科医師として適切な医療機関を紹介してくれます。

ハッキリ言う歯科医師がいる歯科医院は信頼できる

歯科医師が見ればどのような状況かはすぐに分かるはずで、自分の手に負得るか否かもちゃんと分かっています。
その際、自分では治療を行うことは無理だから、すぐに紹介状を書きますという歯科医師が信頼できるのは言うまでもありません。
自分では手に負えないとわかっていながら、患者の奪い合いが激しい歯科医院において患者を逃すまいとする歯科医院こそが、信用できないといっていいでしょう。
ただ、そうした歯科医院は写真を示しながらも、説明をしっかりしなかったり、できる治療は行おうとすることも考えられるため、患者としては見極めが難しいところです。

患者のことをきちんと考えて治療してくれる関内の歯医者

見極めの要素の一つは設備

自分の手に負えない状況だと判断したら、すぐに紹介状を書いてくれる歯科医師が経営する歯科医院かどうかの見極め要素としては、設備が一番わかりやすいでしょう。
それぞれのチェアにモニターが取り付けられ、説明しながら見られる状態になっていれば、自分には不得意な状況だと判断した場合、すみやかに専門医を紹介してくれる可能性が高いと考えられます。

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